会社同士でお付き合いがあるお客様や取引先に胡蝶蘭を贈る場合いくつか知っておくべきマナーや贈り方があります。
大事な方にお贈りするのであれば一層喜んでほしいもの。
事前に胡蝶蘭を贈る際のマナーを確認しておき、気持ちよく受け取っていただけるようにしましょう。
本記事では胡蝶蘭の選び方から確認しておくべきポイント、やってはいけないマナーまでわかりやすく解説しています。
■ビジネスで差がつく胡蝶蘭の贈り方とは?
岐阜県には優良企業がたくさんありますが、企業同士でさまざまな贈り物をするときに、胡蝶蘭が選ばれるシーンは多々あります。
お祝い事に美しい胡蝶蘭が届くと、その場が一気に華やぐでしょう。
そのため法人としての贈り物に胡蝶蘭はとても重宝するアイテムです。
ただ、いざビジネスシーンのお祝いに胡蝶蘭を選ぼうとすると、どうやって選べば良いか、マナーがわからないという担当者は少なくありません。
他社と差をつけるスマートな胡蝶蘭の贈り方をマスターしておくと、社内の評価もグンとアップするはずです。
またもちろん予算面にも気を遣わなければなりませんので、ギフトのグレードも把握しておくのがおすすめです。
場にそぐわない価格帯では法人として恥ずかしいシチュエーションにもなりかねませんし、贈り方にもきちんとポイントがありますのでぜひ覚えて、
素敵な胡蝶蘭を注文しましょう!
■選び方にもマナーがある?
胡蝶蘭というだけでとても高価なイメージがあり、法人が選ぶのに適したギフトだということは間違いありません。
確かにそのイメージも正しいのですが、胡蝶蘭の価格帯には幅があることをまず理解しておきましょう。
ざっくり見ても、1万円程度から上は10万円を軽く超える価格まで存在します。
もちろん予算やシチュエーションでおおよそのラインを決めて選べば良いのですが、ポイントとしては、同じ予算でも花の数を優先すべきか、鉢のサイズを優先すべきかなどで見栄えは変わります。
ビジネスシーンで他社に差をつけるなら、まず予算を決めることが先決としても、実際に贈った先でどのような見栄えになるかをイメージしましょう。
どれくらいの大きさが良いのか、種類や色味はどれが適しているのか、相手先のことをしっかり考えたうえで選ぶことが重要です。
■お祝いごとの規模によって胡蝶蘭を選ぶ
また、どのようなグレードのお祝いごとなのかによっても選び方は変わります。
◇社長就任祝い、上場祝いの場合
たとえば岐阜の企業で新たに社長に就任した方がいる場合や上場を果たしたような場合、最高級グレードの胡蝶蘭を選ぶのがセオリーです。
このようなシチュエーションで選ばれやすいのは、白の大輪5本立ちの胡蝶蘭です。
5本立ちは高さも1m程度になりますし、同じくたくさんの法人からお祝いの胡蝶蘭が届けられる中で、並んで見劣りせずに主張できるサイズになります。
その企業にとって最大級のお祝いごとの場合、その気持ちを汲んで最高グレードを奮発するのがマナーでしょう。
1号店を出店するような場合や会社設立、企業のトップに紐づくお祝い事などに適した選択です。
◇出店祝いの場合
これに対し、オフィスそのものや建物などに関するお祝い事には、同じ白胡蝶蘭でも3本立ち程度に抑えるのが一般的です。
このサイズはビジネスシーンの定番で、とてもフォーマルに捉えてもらえるため業種・業態を選ばず便利に贈りやすい選択です。
白ではちょっと物足りない、もう少し華やかさが欲しいというビジネスシーンでは、赤リップの胡蝶蘭に変えるというのも良いセンスでしょう。
リップというのは胡蝶蘭の花の真ん中の部分を指し、真っ白な花びらの真ん中が赤く染まっている花は、紅白でとても縁起が良いとされています。
■TPOに合わせよう
法人として胡蝶蘭を贈る以上、常に最高級のハイグレードを選んでおけば間違いないと考えるのは、誤りと言えます。
花は自己顕示のために贈るものではなく、あくまで相手のためを思って贈るものです。
その場で浮いてしまうほど仰々しいグレードのものを贈るのは、かえって失礼にあたるケースもあります。
たとえば会社から独立した個人オーナーが小さな店舗を開いた、事務所を開業したといった場合に、法人から大輪の5本立ちを送り付けるのは場にふさわしくありません。
そんなときにはさりげなく、小ぶりの鉢を選ぶのが上質なマナーと言えるでしょう。
相手先も置くスペースを気にすることなく胡蝶蘭を飾ることができます。
個人の自宅に贈る場合も同様で、置き場に困るような大きなサイズは避けるのがマナーと言えます。
常に相手の気持ちになって胡蝶蘭を選びましょう!
■必ずスケジュール確認をして贈るケースによって到着日を確認しましょう!
法人として贈る際には、胡蝶蘭が相手先に届く日を確実に把握することが重要です。
スケジュール確認は業務の基本ですが、届くのは適切な日である必要がありますので、しっかり計算して贈りましょう。
◇開店祝いや開業祝いは開店前日に到着
たとえば開店や開業祝いなどの場合、当日ではなく前日に相手先に届けるのがベストです。
なぜなら届いた花を飾るスペースを準備しなければなりませんし、それによってレイアウトが変更になる場合もあるからです。
非常に忙しいときですので、前日の午前中には届くように手配しましょう。
岐阜県外からの手配や県外への手配などの場合は、より注意が必要です。
ただ胡蝶蘭は切り花と違って長持ちしますので、しおれたり枯れたりする心配はありません。
◇移転祝いは開業日の前日到着がベスト
事務所の移転などでは、新たに開業する日の前日がベストですが、こちらは開業後2週間以内に届けばマナー違反ではありません。
◇就任祝いや昇進祝いは就任当日にお届けがマナー
これに対し、役職への就任祝いや昇進祝いは、就任当日に相手先に届くように手配するのがマナーです。
つまり報せを受けたらすぐに発注し、間違いなく届くようにしておくことが重要です。
同じく当日に届けるべきなのは、なんらかのお祝いのパーティーや式典などが開催される場合です。
◇贈り先が喪中の場合やお祝い辞退の場合はNG
ただし先方が喪中だった場合やあらかじめお祝いを辞退されている場合は決して贈ってはいけませんので、情報は間違いなく確認してください。
■胡蝶蘭を贈る際は一言メッセージを添えるとより丁寧に
胡蝶蘭を贈る際には、メッセージを添えられることも多いです。
ひと言祝辞を添えると気の利いたギフトになりますし、別途手紙や電話などをするとさらに丁寧になります。
また法人の場合、胡蝶蘭には法人名の立て札を立てるのが基本です。
ほかからも胡蝶蘭が届くことが考えられますし、ここで自社をアピールすることも忘れないようにしましょう。
■やってはいけないマナー違反もある?
法人として胡蝶蘭を贈る際に、あらかじめ意識しておくべきマナー違反がいくつかあります。
たとえば、贈り先が病院など医療関連施設の場合、生花は衛生上持ち込みを禁止しているケースがございます。
開院祝いなどで手配する前に、必ず前もって確認をしてください。
また、店舗の開店や事務所の開業で、避けるべき色が「赤(ピンク含む)」です。
白い胡蝶蘭でリップが赤い程度であれば問題ありませんが、赤一色の花やラッピングは避けてください。
これは赤から「赤字」や「火事」といったトラブルを連想するとして、昔から忌み嫌われる色だからです。
現代は気にしないという人ももちろんいますが、晴れのお祝い事ですので、日本のマナーはしっかり守っておいて間違いはありません。
また、これは胡蝶蘭に限ったことではありませんが、さまざまな凡ミスは厳重に避けるように注意しましょう。
たとえば立て札の先方の会社名や氏名を間違える、誤字や脱字があるなど、ビジネスシーンで許されないミスがあっては、花も台無しです。
受け取る側も贈る側も幸せな気持ちにしてくれるのが胡蝶蘭ですから、是非マナーを守って晴れやかなギフトを成功させてください。
岐阜県で胡蝶蘭を贈られる場合は「花夢館」にお気軽にご相談ください。
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