胡蝶蘭は色ごとに与える印象や意味が変わるものがあります。
本記事では特にお祝いシーンで胡蝶蘭を贈りたい方におすすめの胡蝶蘭の色をご紹介いたします。
■胡蝶蘭の色ごとの意味やおすすめシーン一覧
- ◇白の胡蝶蘭
白の色は「清純」という意味が込められています。白の胡蝶蘭は、その透き通るような白さが清らかなイメージを連想させてくれます。そのため、慶事、弔辞問わず贈ることができます。 - ◆ピンクの胡蝶蘭
ピンクの色は「あなたを愛しています」という意味があります。パートナーや大切な家族へのお祝いにおすすめです。
またピンクは赤字を連想させるため、業種によっては開店祝いに贈ることを避けられます。 - ◆紫の胡蝶蘭
紫の色は「高貴」という意味があります。目上の方へのお祝いごとにおすすめです。 - ◆黄の胡蝶蘭
黄色は「商売繁盛」の意味があります。開店祝いや開業祝いにおすすめです。 - ◆紅白色の胡蝶蘭
紅白はお祝いごとの色です。あらゆるお祝いごとに適しています。 - ◆青の胡蝶蘭
青には「愛」や「尊敬」の意味があります。恋人や配偶者へのプレゼントや目上の方、お世話になった方への贈り物に適しています。
下記で色別に詳しく解説いたします。
■胡蝶蘭を贈る目的に合わせて色を選ぼう
胡蝶蘭といえば白をイメージされる方が多いと思いますが、胡蝶蘭にはさまざまなカラーのものがあります。
品種改良されたものをはじめ、胡蝶蘭に染色液を吸わせることで黄色やオレンジ、水色に青など同じ系統色でも淡い色から濃い色までさまざまなカラー胡蝶蘭が登場しています。
胡蝶蘭には「幸福が飛んでくる」、「純粋な愛」という花言葉がありますが、色にもさまざまな意味があります。
色と胡蝶蘭を組み合わせ、贈るシーンを選んでみるのも素敵かもしれません。
胡蝶蘭のカラー別にどんな目的で贈るのが良いか、ご紹介していきます。
◇白の胡蝶蘭
白は胡蝶蘭の王道カラーであり、慶事、弔事、イベント事と贈る目的も問わないマルチプレイヤーです。
胡蝶蘭の花言葉である「幸福が飛んでくる」はお祝い事にピッタリですし、「純粋な愛」を通じて大切な方に想いを伝えることができるので慶事としても使えます。
白というカラーには「清純」や「平和」の意味があるため、純粋な気持ちを伝えるという意味でも慶事、弔事を問わず活用できます。
開店祝いや企業の創業〇周年祝いなどのフォーマルなお祝い事や結婚式や新築祝いなどさまざまな目的に使える、迷ったときにも安心のカラーです。
◆ピンクの胡蝶蘭
ピンクには「あなたを愛しています」といった意味を込めることができます。
恋人へのプレゼントやホワイトデーのお返し、結婚記念日のパートナーへのプレゼントをはじめ、母の日の贈り物としてカーネーションに代えることや大切な親や大好きな祖父母への長寿祝いなどにもおすすめです。
赤色系統は赤字を連想される方もいらっしゃるので、商売関係のお祝いごとや開店祝いには赤色のお花を避けるケースがあります。
そのためピンクの胡蝶蘭も開店祝いには避けることが無難です。
◆紫の胡蝶蘭
紫には「高貴」という意味があり、格式の高い色です。
目上の方へのお祝い事や贈り物として、尊敬の気持ちを伝えることができます。
就任祝いや退職祝いなどにされても素敵かもしれません。
また、長寿祝いには年齢ごとにコンセプトカラーがあり、還暦は赤、米寿は黄色がお祝いの色です。
70歳の古希、77歳の喜寿、90歳の卒寿はコンセプトカラーが紫となっているので、その年齢を迎える方の長寿祝いのお席に飾ることやお誕生日に合わせて贈られるといいでしょう。
さらに紫は落ち着きがあり、気品ある控えめな色でもあります。
【胡蝶蘭 パープルエレガンス 大輪 3本立ち 27～33輪】
【胡蝶蘭 パープルエレガンス 大輪 5本立ち 55～60輪】
◆黄の胡蝶蘭
黄は大判小判の黄金色をイメージすることから、風水的にも金運を呼び込む色とされ、「商売繁盛」の意味があります。
そのため、黄の胡蝶蘭は開店祝いや開業祝いにおすすめです。
また、幸せの黄色いハンカチと同様、黄色には｢幸福が飛んでくる｣という意味もあります。
穏やかで温かみのある色、元気が湧いてくるカラーなので、退院後の回復祝いや新たなスタートを切る方への就職祝いや転職祝いなどにも向いています。
【胡蝶蘭 イエローエレガンス 大輪 3本立ち 27～33輪】
【胡蝶蘭 イエローエレガンス 大輪 5本立ち 55～60輪】
◆紅白色の胡蝶蘭
白の花びらに中心が赤のアクセントカラーが入った個性的な胡蝶蘭のことを紅白リップと呼びます。
リップというのは胡蝶蘭の花の真ん中の部分を指し、真っ白な花びらの真ん中が赤く染まっている花は、紅白でとても縁起が良いとされています。
紅白色はまさにお祝い事の色ですので、あらゆるお祝い事に適しています。
成人式、開店祝いや長寿祝いなど幅広いシーンに贈ることができ、白と赤が組み合わさった胡蝶蘭なので魅力的です。
◆青の胡蝶蘭
青には「愛」や「尊敬」といった意味があるので、恋人や配偶者へのプレゼントや目上の方やお世話になった方への贈り物に適しています。
青をコーポレートカラーとしている企業の創業〇周年祝いのパーティーの席に贈るなど、青をイメージカラーにした企業やお店、イベントなどに贈っても素敵です。
女性にも人気の色ですが、父の日のプレゼントやご主人へのバースデーやバレンタインのプレゼント、離れて暮らすおじい様への敬老の日のお祝い、お世話になっている男性上司へのお中元やお歳暮など、
男性への贈り物にも人気です。
■胡蝶蘭を贈るときの注意点
胡蝶蘭をはじめとする鉢物をお贈りするときには注意点があります。
入院中や療養中のお見舞いには、病気が根付くという意味があるので、鉢植えの胡蝶蘭を贈らないようにしましょう。
■お祝いで贈り物に迷われた場合は胡蝶蘭
胡蝶蘭といえば、さまざまなお祝い事やイベントの贈り物として人気がある一方で、
弔事にも贈ることができる、あらゆるシーンに合うお花です。
開店祝いや開業祝いなどのビジネス（法人）関連の贈り物から、セミナーやコンサートなどのイベント、長寿祝いや結婚祝い、出産祝いや新築祝いなど個人的な贈り物としても幅広く活用されている贈って間違いのない王道のお花です。
お花の中でも地域の風習や決まりごとに左右されにくく贈りやすいので、何を贈れば良いか迷われたときは胡蝶蘭を贈ると良いでしょう。
■胡蝶蘭の色に困ったときは
「こういう場合は何色の胡蝶蘭がいいのだろう…」と疑問に感じられた場合は、地元の花屋に相談してみる事がおすすめです。その地域に合わせた提案をしてくれるので、「そんな決まりごとがあったのか」と後から間違いに気づくことが少なくなります。
岐阜県で胡蝶蘭を贈られる場合は「花夢館」にお気軽にご相談ください。
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