やっと過ごしやすい日々が続いてきましたね。
今年の夏は本当に暑かった為、
少しひんやりするぐらいの朝晩が、心地よく感じている戸田です。
年々夏は記録的な猛暑が続き、秋らしい秋は短く、
冬は冬らしくあっという間に寒くなるため季節のうつろいを感じにくくなりましたね。
花も今年は中々涼しくならなかったためか、
秋のお彼岸にいつも咲き始める定番の彼岸花(曼殊沙華)が咲いていないと言われていましたが、
やっと遅くに咲き始めたなと思ったら、
あっという間に咲ききってしまいました。
彼岸花は花が終わると葉が大きく伸びて、
冬を越し、春に枯れて夏に休眠期に入る花です。
球根の部分に強く毒の成分を含んでいるため、
ほかの植物の生育を阻害するために、
雑草対策や田んぼを荒らすネズミやモグラ・虫よけに、田んぼのあぜ道や堤防に多く植えられたようです。
毒というと敬遠されそうですが、
飢饉など食料の確保が難しい時期には食されたようで、
団子や雑穀などと混ぜて食べられた(ちゃんと毒を抜いてです)ようです。
暮らしの近くにある彼岸花に遅めの秋の気配を感じました。
せっかくなのでもう少し秋を感じようと、
墨俣のコスモス畑に行ってきました。
やっぱり暑さが長引いたせいか、
鮮やかなピンクの絨毯までにはまだ5分咲き程度でしたが、
ピンクや濃い赤、白の花が咲いていました。
コスモス(秋桜)は秋の代表花ですが、
早いものは夏の間から咲き始める早咲きと遅咲きがあります。
外来品種ですが、日本の風土に合っていたようで、主に秋に咲きます。
花弁の形が桜に似ているところから和名は「秋桜」で可憐なイメージですが、
意外と台風などで倒されても茎の途中から根を出し、
また立ち上がって花をつけるというほど強いようです。
芯は強しということでしょうかね。
鶴見店では11月6日の「マムの日」に合わせて
11月1日から17日の各週末に合わせてマムを使った和パックを予定しております。
マムは「キク」の別名で、学名である「クリサンセマム」の略称です。
一年中出回る花ですが、
秋は丁度様々な品種が豊富に出そろい品質もグッと高くなる時期です。
菊と言っても最近のマムは昔と大きく印象が変わり、
花形も花色もバリエーションが豊富で、
可愛らしいカジュアルにも格調高い雰囲気にも出来るので、
自由に飾って、自由に贈ってみませんか?
新しい発見できると思いますよ(*^-^*)