鶴見店のスタッフブログ

2024.06.24 スタッフブログ 鶴見店

今年は梅雨が中々訪れず

冬物を片付けづにのんびりしていた戸田ですが、、

いよいよ梅雨の時期になってきましたね。

慌てて洗濯物に明け暮れています。

 

今年の梅雨は急激に激しい雨になるみたいで、

「短期集中型」だそうです。

降るときはドバーと降り、やむと30℃のピーカンになるという感じです。

沖縄は梅雨明けしましたが、梅雨期間の雨の量は例年の2~3倍だそうです。

皆さん大雨には警戒してくださいね。

 

そんな中、昨年家に迎えた紫陽花が、綺麗に咲いてくれました。

 

アジサイ

 

紫陽花の花色は、花に含まれる赤色の色素「アントシアニン」が、

根から吸収した「アルミニュウム」結合することで青色に変化するのですが、

土のpHによって変わるので、pH(酸性度)が重要になってきます。

 

アルミニュウムは酸性土壌では水に溶けやすく、

アルカリ性土壌では水に溶けにくい性質があり、

その性質を利用して、紫陽花の色を変えます。

 

紫陽花の品種は違うのですが花色を青に揃えたので、

今年も青になってもらうためには、酸性土壌にしなくてはなりませんが、

地植えの場合は土壌調整が心配だったので、鉢植えで育てました。

 

せっかくなので、

①の紫陽花「てまりてまり」は市販の青色アジサイ用土を使用。

結果青に育ちました。間違いのない方法ですね。

 

アジサイ

 

②の紫陽花「九重の桜」は赤玉土などのアルミニュウムが含まれる土と

花夢館オリジナル培養土を使用。

こちらも何とか青になりました。

 

アジサイ

 

③の紫陽花「ハイランジアマジカルレボリューション」は

花夢館オリジナル培養土に青色肥料で試してみました。

残念ながらピンクになりました。

 

アジサイ

 

やっぱり肥料だけでは、酸性化は難しかったようです。

これはこれで可愛いのですが、

てこ入れ策をしてみようとミョウバン水を与えてみようと思います。

 

500倍~1000倍にうすめたミョウバン水を3週間に1回の頻度で2回~3回与えると、

青色に変化するそうです。

どのように変化するか楽しみです。(^^♪

 

あとは花色を綺麗に保つために、しっかりと太陽の光にあてて、

さらに雨にあてると(雨は酸性でしたね)良いらしいですね。

たくさん光合成させて花芽も充実してくれると嬉しいなと思っております。

 

今年は鶴見店でもいろいろの品種の紫陽花が入荷いたしました。

最近は多種多様な品種が増え、

次々とお家に迎えてしまいそうです。

梅雨の時期にきれいに咲く紫陽花を楽しんでください。(#^^#)