こんにちは。小丹枝です。
今年の秋は暑いまま続いたので、
秋バラが咲くのが早すぎて夏顔のままあっという間に散ってしまった子が多かったですが、
ようやく秋らしく咲いてくれそうです。
ということで、今回のお話はこれ!
おわかりですか?これです!
これ、害虫の卵。
これをみつけたらポロンと払いおとしてくださいね。
我が家では毎日探しては落としているのに
翌朝には新しい卵がまたいくつもついています。
毎年大抵はまっすぐ枝のようにジッと隠れるのがとっても上手な
「ホソオビアシブトクチバ」との闘いなのですが、
今年はタバコガばかりです。
どうもホソオビより薬剤が効きにくい気がします。
なのでうまいこと生き延びているのがたくさんいて
この秋は虫食いのバラの多いこと!
秋バラを楽しみにバラのお世話をしてきた私にとっては
ため息と腹が立つばかりです!
幼虫のころは蕾や新芽やらいいところばかり散々食い尽くして、
成虫になった見た目もかわいらしくなく鱗粉をまき散らし、
一体蛾って自然界でどんな役目があるのか?存在意義を検索してみました。
すると!!意外にも大事な役目をはたしているようで、
蛾は花粉媒介者として花粉を運んでいるらしいです。
それもイチゴ、柑橘類など人間が食べる栽培種の植物の間でも一躍かっているそうです。
そんな大事な役目をはたしているなんてちょっと見る目がかわりませんか?
何か異変を感じる蕾
ひっくり返すと
でもそれにしても可愛くない。
我が家においてはやっぱり薬剤&テデトールの刑です。
さらには、花夢館の外に「ビエドゥー」という名前のバラの木が植わっていて、
この春もそれはそれは見事に咲いて楽しませてくれました。
でも最近なんとなーくなんか変。
新芽に勢いがないような気がすると思っていたのですが、
幹が太いだけあって先日カミキリムシの幼虫に侵食されていることに気づきました。
しかも5ヶ所も食い入られてバラの担当スタッフも驚いていました。
早急にキンチョールEでもってこれでもか!ってぐらい薬を注入して見守っているところです。
なんとか無事でいて欲しいです。
また元気を回復して来年も見事に咲いてほしいものです。
こうやって静かな戦いを毎年繰り返しております。
店頭でも秋の大苗が少し入ってきますし、
パンジービオラも並びだしたので園芸再開を楽しんでくださいね(*^-^*)